住宅の設計に際してはまずどういう人達がどういうものを求めているかに気を配ります。

大事なのは採光、風の流れ、その場所から広がっている風景など、場所の個性を把握し、そこに住まう人の環境まで意識する事が一番の贅沢ですし、快適な家づくりの秘訣です。そしてその場所の風景にふさわしい家が建つのがいいと考えています。

ただそこに形を作るだけではなく、住む人の健康なども考え使用する素材のご提案なども行います。
シックハウスやアトピーなど取り上げられる中で様々な素材も出ておりますので、耐久性やコストなどに合わせた提案というのを大事にしております。

家は住む人の「こんな暮らしたい」という想いを形にしたものです。時代の変化に合わせて家のあり方も多様化して求めるものも様々です。
打ち合わせを重ね、建て主さんの胸にあるたくさんの想いを引き出し形にしていくことが設計者の役割です。住む人と設計者とが十分に理解しあい、心を通いあわせることがなにより大事なことだと思っています。